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花頭を摘む

死ぬほど眠い。
今日は(もう昨日だけどwwwとか言って無駄に文字数使うマン)わたしにとってとても特別な日なんだよ、すこし聞いてくれる?

わたしは去年の10月下旬から底知れない希死念慮を抱きながら始めたクソみてえな仕事でお金を儲けてた。始めはさほど苦痛にならなかったし罪悪感も全く無かった、さっさと死ぬつもりだったしはやく殺されたいとすらおもったし危機感すら皆無だった。自分を壊すことにも使い潰すことにも死ぬことにも何の躊躇いも悲しさも抱かなかったしお金も欲しかったけどどちらかと言うとそれはついでだったようにいまはおもう。とにかくわたしはわたしを殺したくて壊したかったワケよ。
でも身体が先にもたなくなって、仕事が終わったあとはゲーゲー吐いて、持っているのが嫌なお金を湯水のように使ってしまったから、ただ病的なまでの買い物依存症がまた酷くなっただけだったんだよね。それにお金って持ちすぎると、もう何か何も欲しくなるんだよ。無欲になる。貧乏も同じなんだけどね、持ちすぎてもそうなる。何でも買えるから何も要らなくなるんだよね。
おかゆとカフェオレしか入らなくなった頃にもう無理だっておもった。でも収入源はその仕事しかなかったからやめるにやめられなかった。何度も悔しくて惨めで歯痒い思いをした。

身体が弱ると精神も弱るもんなんだよ。元恋人といることも心苦しくなって、すきだったひとのことも怖くなって好きだなんて言えなくて、いつも何か謎の猜疑心に苛まれてた。でも何故か生きていたいと思い始めてた。わたしの身をわたし以上に案じてくれる友達が居たからだと思う。わたしが痛まないことに逆に泣く子も居てくれた。死ねないなと思ったの。じぶんで見付けて飛び込んだ世界だから自己責任、最後までじぶんの尻はじぶんでちゃんと拭って生きていこうとおもった。周りの人たちがそう思わせてくれた。
もういい加減、じぶんを痛め付けるのはやめて、真っ当な世界でじぶんを生かせてやろうと思ったの。

いつもいい子でいたかったし、いつもひとを許せるじぶんでいたかった。いつも慕われるじぶんでいたかった。いつも必要とされていたかったし、いつも笑っていたかったし、いつも褒められていたかったし、いつも好かれていたかった。いつも許されたかったけどいつも許されないってわかってたから、いつどんな危害を加えられるか分からない仕事を続けていたのは贖罪のつもりだったのかもしれないね。

それでも食い扶持を得る為に4ヶ月この仕事を続けた。ほんとにとても辛かった。自分がどんどん死んでただの商品になっていく。護身用ナイフを持ち歩く生活がいつまで続くんだろうと毎日悲しかったよ。

普通のバイトをようやく始めたのは2ヶ月前。給与は驚くほど少なかった。1ヶ月分の給与が、わたしがやってた仕事たった2回分の給料だった。それでも嬉しかった。普通の労働も楽しく感じた。覚えること、大変なこと、たくさんあるけど、なにもかもが楽しかった。もう何も怖いことが無くなったんだなあって感じたよ。
世間的に見たらわたしは最悪なダークゾーンに所属してるし当時のわたしを肯定するつもりはないけど否定するつもりもない。そのおかげで培われた精神力や根性はちょっとやそこらで折れないとおもうから。そのせいで元恋人とも別れて、すきなひとにも何も言えないまま離れてしまったけど、わたしはたぶんどこかで諦めてた。(こんなわたしだから仕方ないよな)って。話せることより話せないことの方が圧倒的に多いんだもん。わたしの所業を知って嫌われるのがとかく怖かった。

それから昨日、もう一つのバイト先から採用通知が来て、ようやく生活が基盤に乗りそうで、前の仕事で使ってたSNSや客との連絡ツールや連絡先を全て消した。

やっとここまで来れた。
13時間働いて働いて、毎日4時間か3時間の睡眠で気張って、趣味に裂く時間も犠牲にして働いて、物件を見て、たくさん面接に行ってその度に通信制の高卒だからと、精神疾患者だからとお祈りされて、誕生日やクリスマスや成人式はただひたすら惨めな気持ちで過ごして働いて、ご飯にあり付けない日が続いて、たくさんのひとを傷付けて傷付いて、ようやく普通の女の子に戻れた。

昨晩はあまり眠れなかった。布団に入ってもなかなか寝付けなかった。何度も中途覚醒して、起床予定時刻より1時間も前に目を覚まして、まずベランダのカーテンと窓を開けて久々に朝の空を見た。とても良い天気だった。
それから鉢植えの中の枯れた花を摘んで、水をやりすぎたり水をあげなかったりとムラがあるのをやめて、毎朝水をあげようと思った。
それから空気を入れ替えてコーンポタージュを飲んで、新しいバイト先に説明を受けに行った。

帰ってきてからSNSツールを消す指が少し震えた。もう戻らねえぞと。もう戻れねえぞと。あんな簡単に金が手に入る世界には戻らないぞと。戻れねえんだぞと。でも消した。簡単だけどわたしにとっては簡単じゃなかったから。

やっと、やっと終わったんだよ。戻ってこれたんだよ。普通の世界に戻ってきて普通の女の子に戻れたんだよ。
生活は苦しくなる。それは間違いない。でも貧乏なら慣れてる。しょっちゅうしてた贅沢を月2回程度に収めればいいだけの話。死ぬ訳でもないし、生きていける。

もう誰に何を引け目におもうこともなく、贖罪の為に自分を傷付けなくてもいいんだとおもうと、何だかとても安心した。きっとこの先何度も辛くなるけど、やっと見付けた仕事だっていつまで続けられるか不安だけど、とりあえずやってみようと思う。「死にたい」と呟きながら生きていく。たぶん、この先の長い時間ずっとね。だってわたしには選ぶ権利がある。

明日は図書館に行く。それから資格の勉強をして、スタバに行く。友達から頂いたスタバのドリンク引き換え券を使って、何かすこしリッチなものを飲みたい。それからちょっとしたケーキかなんかを。明日の贅沢はそれくらい。少しくらい許されたい。わたしの囁かな記念日だから。

でも映画も見たいな~。オデッセイ、面白そうじゃない? めっちゃ見たかったんだよね。でも2D吹き替えなかなかやってないよね~3Dだと画面酔いするし2D字幕だと目が疲れるんだよね。しんどい。


今日はわたしが生まれた日。
これから恋とか普通にしたいなあ。